ゴンドラ車 概要
ゴンドラの昇降で橋梁地下深さ50mを超えるアプローチが可能
- ゴンドラ車は、橋梁点検車のブームを吊元とし、昇降が可能なゴンドラ装置でブームを最も降ろした状態で車体設置面から下部100m*までのアクセスが可能です。
- 橋梁点検車では届かない高橋脚面へアクセスが可能。また河川部など、高所作業車がこれまで立ち入れなかった場所へも上部からアクセスできます。
- ブームの起伏、伸縮、旋回機能により、狙った箇所へスムーズにアプローチが可能。さらに、吊元旋回機能によりフレキシブルな作業姿勢を実現します。
- 安心のオペレーター付きレンタルシステムのため、点検・補修作業に専念することができます。
- GC-240Lの最大降下距離。GC-240は最大65m、GC-200は56.2m
大型車ベース2機種、中型車ベース1機種、計3機種をラインアップ
- 大型車をベースとするGC-240/240L、中型車をベースとするGC-200の3機種をラインアップ。橋梁桁高や必要な差し込み深さによって選択できます。
- GC-240Lは昇降揚程85mのゴンドラを搭載。GC-200、GC-240は昇降揚程50mのゴンドラを搭載します。これによりGC-240Lは車体設置面より下部へ最大で100m、GC-240は65m、GC-200は56.2mまで降下可能です。
NETIS(国土交通省 新技術情報提供システム)登録製品
- ゴンドラ車(GC-240・GC-200)は、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的とする国土交通省の新技術情報提供システム(New Technology Information System : NETIS)に登録されています。
- ・登録番号: KT-190090-A
- ・技術の名称:1台2役(橋桁下面と橋脚)の「ゴンドラ車」
- ・登録日:2020年2月14日
- ※NETIS技術概要につきましては、こちらよりご確認ください。
高度なアクセス機能
ゴンドラ車は、橋梁点検車をベースとしているため、橋梁下部への高度なアクセス機能を備えています。大型のGC-240/240Lでは、伸縮式の第1ブームでフェンスを乗り越え、第2ブームから第4ブームを使用し安全に点検・補修箇所へアクセス。また吊元部は、作業面に合わせて手動操作で左右に各70°旋回させることができます。
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