本設ゴンドラ建物側の設備について
ケージの振れ止め
![ガイドレール方式 ガイドレール方式](images/index_ph01.jpg)
- ガイドレール方式
- 建物外壁にガイドレールが設備されている場合、ガイドローラーやガイドシューをケージに取り付けることで、ケージが壁面から離れずに安定して昇降させることができます。
![振れ止めピン方式 振れ止めピン方式](images/index_ph02.jpg)
- 振れ止めピン方式
- ガイドレールを施工できない建物に採用されます。ケージの下降時、ワイヤに繋がれたピンを建物の壁面数フロア毎に設けられた穴に差し込み、突風などによるケージの揺れを抑えます。
レール
![レール レール](images/index_ph03.jpg)
軌道式ゴンドラのレールは、ゴンドラの機能を最大限に発揮できるようビルの形状に合わせて設計します。レールの種類および長さは基礎スパンと設置するゴンドラの機種により当社で設計いたします。
軌道からの分岐や方向転換は、スライドレールや回転レールで行います。
ゴンドラへの給電設備
![ゴンドラへの給電設備 ゴンドラへの給電設備](images/index_ph04.jpg)
給電はキャブタイヤケーブルで行います。電源盤は屋上階に数箇所、ツイストロック式の防水コンセントを取り付けます。コンセントから台車までの最大距離は30m以内で計画します。
ゴンドラの格納
![ゴンドラの格納 ゴンドラの格納](images/index_ph05.jpg)
ゴンドラは通常、ペントハウスの横の風当たりの弱い場所、またはビルの正面から死角になる場所に格納します。意匠上の観点や他の設備との関係により屋上へのゴンドラの格納を避けたい場合は昇降リフターを設置し、1階下に格納することもできます。
ゴンドラを露天格納する場合には、台風等の強風による逸走転倒や損傷を防ぐため、軌道式の場合はレールに直接固定する装置を設け、ケージも必ず係留装置で固定します。
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