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外装リニューアル工事3.施工
私たちは質を重んじ、安全に施工します
年数を経た建物外装の劣化状況は一様ではなく、外装の箇所によりさまざまな状態が混在しています。時には事前調査では把握できなかった状態まで劣化が進行している箇所もあります。また施工の条件・環境もさまざまで、それらに対応した柔軟な施工が必要です。日本ビソーは、これまでに培った多様な工法やノウハウを駆使して改修した外装の品質を維持し、常にお客様にご満足いただける施工を実施いたします。
様々な施工環境に対応する安全な施工
工事中の安全性確保は最優先の項目。施工に関わる作業員はもとより、建物の利用者や通行人などの第三者、また付帯設備への安全性を第一に考え、施工要領及び仮設計画に基づく着工前の確認を織り込み、安全な施工を実施します。また、協力会社を交えた定期的な災害防止協議会の実施や安全パトロールなど、事故・災害防止のための取り組みを推進しています。
施工時の留意点
外装機能の回復や改善の効果を確かなものにするために、改修工事の仕様選定や施工は以下の事項をはじめ、多くの点に留意して実施します。
タイル張り改修の留意点
- 下地への固定<安全性>
- 確実なアンカーリング
- 確実な接着
- 水密性の確保<保護、居住性>
- ひび割れへの充填
- 外観の維持<美装性>
- 新規材料の選定
- コーティング材の選定
コンクリート・モルタルの改修の留意点
- 下地への固定<安全性>
- 確実な接着
- 確実なアンカーリング
- 鉄筋防錆<保護>
- 防錆措置
- 躯体欠損充填<保護>
- 中性化抑制措置
- 密実な充填
塗装・仕上塗材の改修の留意点
- 改修下地の適正<接着、耐久性>
- 既存塗膜の健全度
- 既存塗膜の接着性
- 下地の調整<接着性>
- 下地に適した調整
- 材料の選定<美装性、耐久性>
- 新規材料の選定
- 機能性材料の選定
防水・シーリング材の改修の留意点
- 改修下地の適正<接着、耐久性>
- 既存防水の健全度
- 既存防水の接着性
- 改修後仕様<耐久性>
- 改修目的に即した構成
- 新規材料の選定
- 水密性の確保<居住性>
- 改修防水の納まり
洗浄・リフレッシュの留意点
- 既往表面の維持<保守、美装性>
- 既外装材損傷回避
- 取合部材損傷回避
- 洗浄・修復方法の選定<保守、耐用性>
- 汚れ除去性能
- 環境汚染回避
- 再汚染低減<保守、耐用性>
- 再汚染防止コート材
改修工事の管理
多様な改修工法のうち、汎用的な工法については当社の改修工事仕様書と改修工事チェックシートに基づいて適正に管理します。
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