アーム可動部

走行機能や台車旋回機能に加え、アームの俯仰・伸縮・先端旋回機能など多様な動作が可能。建物壁面に対してケージの平行を維持し、常に安全で効率的に作業できます。

※ 機種により可動部は異なります。


昇降装置

電動機から減速機を介して溝つきドラムを回転させ、ケージをつり下げるワイヤロープを巻き取ることで昇降します。乱巻き防止機構によりワイヤロープをドラムに正しく誘導し、安全に昇降できます。
機種によりドラムに1層のみ巻く単層巻きタイプと多層巻きタイプがあります。ケージ落下防止用に複数のブレーキ装置が装備されています。

※ 機種により可動部は異なります。

走行装置

屋上に設置したレール上を走行する軌道式と、レールを要さない無軌道式があります。軌道式の走行車輪は、通常はパラペット側2輪が駆動輪、後部の2輪が従動輪となります。それぞれの車輪はカーブもスムーズに走行できる独立可動機構を備えています。


クレーン機能(クレーン兼用ゴンドラ)

ゴンドラの昇降機能を利用し、クレーンとして利用できる機種もご用意。
通常の建物メンテナンス作業に加え、ケージを外し
専用の吊りビームを使用することで新築時のガラス揚重、リニューアル工事での設備交換等に使用できます

※ クレーン兼用ゴンドラとして特許取得済み:第3548150号


ケージ

外壁面でのスムーズな作業をサポートするせり出し機構・ハネダシ機構などの取り付けできます。建物の形状に合わせた専用ケージ製作にも対応いたします。

せり出しタイプ

ハネダシ床板タイプ

パンタケージタイプ



アーム可動部

1. 台車側での操作

台車走行やアーム俯仰などは、台車からケーブルを伸ばしたペンダントスイッチで操作。視界の良い安全な場所でお使いいただけます。
ケージ側操作盤と台車側のペンダントスイッチは互いにインターロックされ、安全上同時に操作することはできません。優先権の切り替えはケージ側操作盤で行います。


2. ケージ側での操作

ケージ側からの操作信号は、台車とケージをつなぐキャブタイヤケーブル、またはワイヤロープの電纜線を介して送信されます。高層の建物ではケーブルが風で流されることを防ぐため、無線方式によるケーブルレスでの操作も可能です。