よくあるご質問レンタルゴンドラについて
- ゴンドラ設置時の、監督署への届け出について教えてください。
- ゴンドラを設置し使用する時、「ゴンドラ設置届」の提出がゴンドラ安全規則第10条によって規定されていますが、当社のレンタルゴンドラについては、すべて完了していますので、設置場所の変更のたびに改めて提出する必要はありません。ただし特殊なゴンドラ、特殊な設置方法の場合は、変更届などが必要な場合があります。なおゴンドラを使用する場所が 地上・空中にかかわらず公道上である場合、その現場所在地を管轄する警察署に「道路使用許可申請書」の提出が必要となります。
- ゴンドラのメンテナンスはどのように行われるのですか?
- 仮設ゴンドラの場合は返却時に部品ごとに入念な整備を実施します。特に心臓部であるワインダーは当社の規定年数、またはカウント数に達するごとにオーバーホールを行います。また、1ヵ月を超える現場稼働時は月例点検を実施いたします。
- ゴンドラをレンタルするまでの流れを教えてください。また、レンタルゴンドラは設置まで依頼できるのでしょうか?
- 各支店・営業所にゴンドラ設置希望のご依頼をいただき、事前に現地確認の上、ゴンドラ納品および設置という流れになります。お客様で設置が可能な場合は、現場の住所等の情報と合わせ、ご希望の機種、その他必要部材の数量をご連絡いただき、搬入御希望の日程に納品いたします。弊社支店・営業所でお渡しすることもできます。
- ゴンドラの作業は一人でも可能ですか?
- 基本的には2名以上での作業をお薦めしています。チェア型ゴンドラ等は1人乗りとなります。
- ゴンドラの使用が可能かどうかの天候条件について教えてください。
- ゴンドラ安全規則の第19条に「悪天候時の作業禁止」とあります。ここでいう「悪天候」とは、強風:10分間の平均風速が毎秒10メートル以上、大雨:1回の降雨量が50ミリメートル以上、大雪:1回の降雪量が25センチメートル以上、の場合を指しています。
- ゴンドラ使用予定の場所で地上部に車が近づけない場合でもゴンドラの設置は可能ですか?
- ゴンドラ本体にはキャスターがついており、人力で運搬が可能です。運搬動線の条件が悪い場合には、ゴンドラ本体を小ばらしにして、設置位置のそばで組み立てる方法もあります。
- チェアゴンドラを使用する場合、ビルの高さに制限等はありますか?
- 基本的に揚程100mまでとなります。100m以上の現場については別途届出を提出することで可能です。
- ゴンドラレンタル料の概算を教えてください。(1日当たりの単価、基本料、設置・解体料、損料、運搬費等)
- 基本料やレンタル料については標準の単価がありますが、設置・解体料・運搬費等は現場の条件によって費用が変わります。レンタル支店にご連絡をいただければお見積りいたします。
- 見積を依頼するときに必要な資料は?
- 建物図面や写真等で概算の御見積もりは可能ですが、詳細なお見積りは現地確認後となります。
- 外壁パネルの張替えで上下を押さえるためにゴンドラを縦に2段設置することは可能ですか?
- 2段式のゴンドラがあります。上下の間隔についても調整可能です。
- レンタルゴンドラには突りょうなどの吊り具も含まれるのですか?
- ゴンドラ本体の他に、標準の吊り金具、吊りワイヤ、電源ケーブル等が付属となります。
- ゴンドラ仕様の仮設計画図の作成を依頼することはできますか?
- ご依頼をいただければ作成可能です。
- ゴンドラでの工事を行う場合に、作業員に必要な資格を教えてください。
- 労働安全衛生法第59条(ゴンドラ安全規則第12条)により、ゴンドラを操作する場合に「ゴンドラ取扱い業務特別教育(ゴンドラ講習)」を実施することが義務づけられています。業務に就かせるゴンドラ搭乗者全員というわけではなく、操作を行う1名が持っていれば搭乗可能です。この「ゴンドラ取扱い業務特別教育」は弊社事業所にて実施しております。詳しくはこちらをご覧ください。
- ゴンドラの積載荷重範囲内であれば搭乗人数に制限はないのでしょうか?
- 搭乗人数に制限はありません。作業員、工具、材料等を含めた積載が、積載荷重以内であれば作業可能です。
- 斜め壁でも使用可能ですか?
- 基本的には使用不可ですが、条件によっては別途製作品を利用して可能な場合もあります。
- 開口部Φ500~600のマンホールから搬入できるゴンドラはありますか?
- チェアゴンドラや円形ゴンドラにて対応可能です。詳細の寸法については打合せが必要です。
- 地面のない海側面(普通の足場が設置不可能)で設置することはできますか?
- 機種により可能です。事前に現地での確認が必要です。
- 1階が駐車場のため足場が設置できない場合、ゴンドラの設置は可能ですか?
- 可能です。事前に現地での確認が必要です。SSPシステムと組み合わせることでさらに安全に工事を行えます。
- 敷地の中に入れない場合、ゴンドラの設置は屋上から可能ですか?
- 可能です。事前に現地での確認が必要です。
- 屋上にパラペットがなく、吊り具を挟み込むことができない場合の設置方法を教えてください。
- 突梁吊り、台車式等があります。詳しくはホームページの「吊り方一覧」をご確認下さい。
ご不明点につきましては、直接お電話にてご相談ください。 - 屋上の形状が傾斜屋根となっている場合でも設置は可能ですか?
- 傾斜型突梁吊り、台車式等があります。傾斜角度や出幅に制限があるため、現地確認や別途打合せが必要です。